植物の分類のお勉強 ― 2006年05月18日 21時30分51秒

昨日の自然活動リーダー養成実践講座では、植物の分類についていろいろ学びました。
例えば、、、
添付写真のチューリップの外側に開いた3枚の黄色い花は、実はがく片で、立っている3枚のみが花弁。6枚とも全部が花弁ということではない。[この写真は先月投稿に使ったものですが、その時は知りませんでした]
わが国の絶滅危惧種は全体の約20%にも上る。地性ラン(シュンラン)の約70%は絶滅危惧種。。。その原因の一つは開発による自生地の破壊だが、もう一つは園芸目的による大量乱獲。
「幸福の木」は強いストレスをかける、即ち栄養状態を非常に悪くする(手入れをしない、水も殆どやらない等)と、花が咲く。そしてその花は非常に素晴らしい香りがする。
多肉植物のリュウゼツランは、地球温暖化の影響で最近では日本(例えば東京)でも自然状態で花が咲く。
アヤメとカキツバタはともに5月が花期だが、アヤメは乾燥気味の草原から湿原にかけて生え、垂れ下がった3枚の外花被片に網目状模様があることから綾目。カキツバタ(杜若)はより水の多い水湿地に生え、外花被片に黄色から白色のすじ(条)がある。ハナショウブは花期がやや遅く6月頃で外花被片に淡黄色の斑紋がある。---この項は後で調べた内容も追加。
日本の自然の海岸線はどんどん無くなりつつあり、海岸に生える塩生植物はあと50年程で絶滅するのではないか?。
ランは最も進化しつつある植物で、これからも虫が進化する限りランも進化する(共進化)。
などなど、、、。。。
他にもいっぱい学びましたけど。。。
なお、今日は24日目でした。さすが5時限目はノドが疲れました。
キミカゲソウ ― 2006年05月18日 22時37分17秒

スズラン(鈴蘭)より、キミカゲソウ(君影草)の方が良いなあ。。。
花が葉の陰に隠れるように咲くので、そのように名前が付いたとか。。。
実際、花の写真は撮りにくかったです。。。
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