自然観察入門「その2」 ― 2006年05月27日 19時02分10秒

服部緑地公園での午前中2時間と午後2時間の自然観察でした。
たっぷり教えて貰いました。頭に残るかどうかは???
トウカエデ*新緑のこの時期に紅葉している3裂葉
クスノキ*同じく、紅葉が落葉。また落枝の痕跡から、何年の枝か?葉は何枚だったか?が分かる。また、枯れ枝や枯葉や散った花(自然摘花)の香りの違いについても実体験。
ツメクサ*葉が鳥の爪に似ている所から爪草。小さな花。シロツメクサやコメツブツメクサは詰草。
イチョウ*枝の先に長枝があり互生の葉が。翌年には短枝に。短枝には葉柄の長さが異なる葉がまとまっている出ている(葉柄と葉の大きさは比例している)。短枝の芽鱗痕から何年経過しているか判明できる。イチョウの雌雄は樹形からほぼ判断できる(枝の角度が鋭角なのが雄、横に拡がる枝は雌。一般的に言われている葉の形からは判断できない。)。
シナサワグルミ*花序が尾状で垂下。果形は食用クルミとそっくり。
センダン(栴檀)*拡がった花と真ん中に立った花が。「栴檀は双葉より芳し」はビャクダンのこと。栴檀は香り無しとのこと。
スイレン*水面に浮いている葉に切れ目あり。ハスの葉は水中にあり切れ目無し。スイレンの根にはレンコンのような穴はなし。但し茎(葉柄)にはレンコンと同じような多数の穴あり。
コマツヨイグサ*子房下位が特徴なアカバナ科。ピンク色のヒルザキツキミソウ(帰化植物)も同じくアカバナ科。
トベラ*黄白色の香りの良い花。
ヤブガラシ*つるは葉と反対側に。2本つるがあればその次は花芽が。
ニワゼキショウ*アヤメの仲間。花弁は6枚。花弁の裏には3本と5本の細い筋が交互に。
キショウブ*真ん中の3つの花弁?は雌しべ。その下に雄しべが隠れている。
アカメヤナギ*今綿毛のタネを飛ばしている。ポプラもヤナギ科。
アベマキ*いわゆるドングリは2年かかって大きくなる。コナラも同じブナ科。
他に、クチナシ、マンサク、ツクバネウツギ、ヒメコバンソウ、地衣類、ネズミムギ、ナズナ、マメグンバイナズナ、ツツジ、ヤマグワ、カタビラ、マツなど。
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