野鳥観察入門 ― 2006年06月17日 17時46分33秒

降りしきる雨の中での万博記念公園『野鳥入門』でした。
鳥の繁殖期の今時に注意すべき事は、①むやみに草むらや林の中に入らない(地面や地上1m以下の草や低木に営巣する鳥は思ったより多い。例えばウグイスはササの茂み地上20cm位の場所に巣を作る)、②草刈や枝の剪定、間伐は繁殖期が終わるまで待つ(ただの茂みに見えても巣を作っている可能性がある。また剪定や間伐で折角隠れるように作った巣が丸見えになり天敵にヒナを襲われる可能性が高まる)、③鳥の子育て中はその場所を広く他人に知らせない、④写真を撮るために環境を変えてはいけない(巣の前の木の枝や草が邪魔だからといって切り取ってしまうと巣が丸見えになる)、⑤ヒナが落ちていても持ち帰ってはいけない(親が必ず近くにいる。緊急状況である場合以外はダメ。またカラスやフクロウのヒナの場合は触ると親鳥に襲われる場合があり危険である)。
托卵をするホトトギス科の鳥がカッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチと4種類もいる日本は珍しいとのことでした。
また、環境に優しいはずの風力発電のプロペラに多くの鳥がぶつかって死んでいるらしい。
なお今日ははじめてエナガを見ることが出来ました。他にはムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、ツバメ、メジロ、カワウ、カルガモを見たり鳴き声を聞いたりしました。
また、観察中にケヤキ(際立って目立つ木という『けやけしき』の木から)、ネズミモチの白い花、ウラジロガシ、コウホネの黄色い花、アサザの黄色い花、ラクウショウの気根と互生の葉(メタセコイアの葉は対生)、スズカケ(プラタナス)も見ました。
コメント
_ mz ― 2006年06月17日 21時53分17秒
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家から20分くらいの所に「野鳥園」がありそこでも定期的に探鳥会をやってます。
海の鳥ですが行ってみようかなと思ってます。
マイペンラーイ2さんはいつもいろいろお勉強の機会があっていいですね。
ケヤキの由来 ありがとうございました。
市役所にとっても大きなケヤキが2本あり 大好きなんです。