『霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語』 ― 2006年09月07日 18時37分17秒

江上剛著。
今日は朝6時前には家を出ないといけなかったので、昨晩は早寝の予定だったが、一気に読んでしまって午前0時をとっくに過ぎて。。。
当然フィクションだが、銀行の名前が、「大東五輪」、「桜花住倉」、「大東京四菱」、「イナホ」、「大和川朝日」だって。首相が大泉統二で金融担当大臣が大泉の出身大学の教授であった薮内。
例のメガバンク「大東五輪」の事件です。
合併後の両行の確執(というか、被合併行への辛い仕打ち)、派閥争い、データ改竄、資料隠蔽、内部告発、検査忌避で告訴、などなど。
最終的には「大東五輪」は「大東京四菱」と経営統合へ。
やはり、個人は大きな組織の中ではまともに生きられないのか?
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