『海ゴミ-拡大する地球環境汚染』2007年12月27日 17時30分15秒

中公新書-中央公論新社(定価:本体820円+税)


 小島あずさ、眞淳平著

 長年の知り合いから少し前にこの本のことを教えて貰っていましたが、ようやく読みました。

 いわゆる海岸に漂着するゴミの問題。

 以前、瀬戸内海の観光底曳網の漁船に乗った時、海の底から引き揚げる獲物は殆どがヒトデや海藻、貝殻、石の他、ビン、カン、プラスチックごみなどで、お目当ての魚はこれらたくさんのゴミの中からようやく探し出せるような有様で、唖然としたことがあります。


 釣りをしていても、鉛のオモリ、テグスや針などはどんなに注意しても海の中に落としますし、潮風にあおられて餌のビニール袋なども飛んでいってしまうし、、、

 これらが回りまわって、海をいろいろ汚しているんですね。

 今回読んで、プラスチック製品の中間材料のレジンペレットが地球規模で問題化されていることにビックリ。

 温暖化だけではなく、人間は地球や他の動物たちに取り返しのつかないことをしているんだな。