プレビュー“ジャーヘッド”に今夜行ってきました2006年02月03日 22時16分44秒

ちょっと変わった戦争映画


 『アメリカン・ビューティー』で作品賞、監督賞ほか5部門のアカデミー賞を獲得したサム・メンデス監督の戦争映画。

 主演はジェイク・ギレンホール。

 厳しい訓練に耐えてスナイパーとして湾岸戦争に行った一人の海兵隊員の物語。ジャーヘッド(JARHEAD)とは高く刈り上げた髪型がお湯を入れるジャーに似ている所から、海兵隊員の呼び名となった様。。。

 前半は下品なスラングが一杯出てくる海兵隊兵舎内の兵士たちの暮らしが中心、、、その後彼らは砂漠の戦場に送り込まれるが、戦闘が始まる前で時間を持て余す兵士たちは、、、

 やがてイラクとの戦争になり、、、、、、
 見渡す限り何も無い砂漠、火をつけられた幾つもの油井から黒煙と火柱が立ち上がる光景、真っ黒に焼け焦げた死体、などなど。

 スナイパーとして参戦しながら、結局一人も殺さないまま戦争は終結し、祖国に帰ってまた普通の生活に戻っていく主人公たち。。。

 「戦争を知らない子供たち」の私には、帰還兵たちの心の奥底は結局分からないままなんだろうなあと思う。

 決して迫力満点の戦争映画ではないが、戦争のある一面の現実を知らされた気持ちがしました。

 ☆☆☆★★かな? でも、少しおちゃらけた「ロード・オブ・ウォー」よりはずっと良かったです。

 今月11日よりロードショー。

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_ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 - 2006年02月12日 23時10分21秒

 αステーション(エフエム京都)の朝のパーソナリティー、佐藤さん(妻のお気に入り)が勧めていたという理由だけで、妻が観ようと言い出した「ジャーヘッド」を観てきた。やたら「F○○○」とか「S○○○」(2種類ある)など、性的な意味合いの下品な言い回しが過剰に....