鵜殿ヨシ原での植物保全観察2006年06月04日 17時36分53秒

鵜殿のヨシを30%含有している紙に印刷されています


 昨日は高槻市域の淀川右岸にある鵜殿のヨシ原での活動でした。阪急京都線上牧(かんまき)駅から。。。

 対岸の樟葉には以前の勤務先があり、いつも京阪樟葉駅から淀川を見てはいましたが、その淀川の向こう側にこのようなヨシ原があるとは全く知りませんでした。

 鵜殿産のヨシは雅楽に用いる管楽器「ヒチリキ」のリード部分である「ロゼツ」を作るのに古代より最良とされてきたとのこと。。。

 鵜殿ヨシ原研究所の小山先生を初めとするメンバーの方からいろいろ説明を受けました。。。

 ヨシ(アシ)とオギの違い・・・鵜殿のヨシはチマキ用に大量に葉を採取されており、これもNやPを水源から取り除くことになり水質浄化に一役買っているとのこと。またオギはヨシと比べて葉の主脈が白い。他に1年草ではないセイタカヨシや地を這うツルヨシとの違いも、、、

 ヨシ原に咲く、オドリコソウ、セイヨウカラシナ、ノウルシも知りました。オドリコソウはやはりヒメオドリコソウより綺麗です。。。

 カヤツリグサ科のアゼナルコやミコシガヤも。。。

 ミゾコウジュ、キュウリグサ、オヘビイチゴ、カナムグラ、ヤブジラミ、アレチウリ、ゴキヅル、ツボミオオバコ、などなど。。。

  オオヨシキリ、セッカ、ヒバリのさえずりもちゃんと聞きました。。。

お昼に休憩した淀川河畔には桑の実がなっていて、ちょうど良いデザートになりました。。。

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