樹木観察(ブナ科実を中心に)2006年10月08日 11時52分09秒

チャンチンモドキの落実。


 京阪電車交野線私市駅から直ぐの大阪市立大学附属植物園での講義と野外実習でした。

 ブナ科植物の分類を中心に。クヌギとクリの葉の見分け方や芽の見分け方や、

 コナラ属のアカガシ亜属(アカガシ、アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、イチイガシ。何れも常緑。殻斗はリング状の模様あり)、アカナラ亜属(クヌギ、アベマキ。落葉ときに半常緑。殻斗は長い鱗片でおおわれる)コナラ亜属(コナラ、ナラガシワ、カシワ、ウバメガシ。カシワまでが落葉で、ウバメガシは常緑。殻斗はツブツブの鱗片でおおわれる)についても。

 なお、以前より疑問に思っていたスダジイのスダの意味は分かりませんでした。

 園内をグルッと回って、かなり沢山の木を観察しました。

 写真は、チャンチンモドキ(香椿擬き)の落実です。環境庁のレッドデータブックで絶滅危惧種IB種に選定されています。

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