森林観察と間伐体験(森林②) ― 2006年10月14日 18時02分07秒
高槻市内の雑木林での活動でした。
年輪で樹齢を調べることが出来るのはよく知られていることですが、根元の年輪と、樹の上の方での年輪の数が違うことにはビックリです。どこを切っても年輪の数は同じと思っていました。
ちょうどタケノコの皮のように、下のほうは年輪が多く、上の方は少ないことを、実際に間伐材で確認しました。
また、年輪で方角が分かる(南は成長が良いので、年輪の幅が拡がり、北はその逆で幅が狭い)というのも実は違うようです。
写真の上側は、東側です。ゆえに、写真の右側が南です。この樹は斜面にあり、上側が谷側(すなわち下側)で、樹はまっすぐ成長するために地面を突っ張っている(踏ん張っている)ので、年輪が拡がるそうです。ただし、針葉樹の場合です。
『へえ~』の連続でした。
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