森林観察と間伐体験(森林②)2006年10月14日 18時02分07秒

ヒノキの切り株


 高槻市内の雑木林での活動でした。

 年輪で樹齢を調べることが出来るのはよく知られていることですが、根元の年輪と、樹の上の方での年輪の数が違うことにはビックリです。どこを切っても年輪の数は同じと思っていました。

 ちょうどタケノコの皮のように、下のほうは年輪が多く、上の方は少ないことを、実際に間伐材で確認しました。

 また、年輪で方角が分かる(南は成長が良いので、年輪の幅が拡がり、北はその逆で幅が狭い)というのも実は違うようです。

 写真の上側は、東側です。ゆえに、写真の右側が南です。この樹は斜面にあり、上側が谷側(すなわち下側)で、樹はまっすぐ成長するために地面を突っ張っている(踏ん張っている)ので、年輪が拡がるそうです。ただし、針葉樹の場合です。

 『へえ~』の連続でした。

コメント

_ mz ― 2006年10月18日 23時49分18秒

へえ~そうなんですか。
どこを切っても年輪の数は同じ・・・幹の太いところと細いところと違うような気がするけどなと思いながらやっぱり一緒なんだろうと思ってました。
年輪で方角が分かる・・・これもそう思っていました。
マイペンラーイ2さんも同じように覚えていたということは、その昔、学校で教えてもらったのかしら?

_ マイペンラーイ2 ― 2006年10月19日 14時06分32秒

mzさん、こんにちわ。

方角が分かるというのは、もしかしたらやはり本当じゃないかとも思うんですが。。。というか、やはり南側が広くなってもおかしくはないなって。。。調べてみる価値はありそうです。
でも、年輪の数については全然疑問にも思っていなかったので、ショックでした。
来週、生徒にも質問してみたいと思っています。さあ、皆はどう答えてくれるでしょうか?

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