『里山をどう考えるか』2006年11月15日 23時00分14秒



 里山とは?「日常生活や農業などのために、地域の人々により利用されることで維持されてきた、森林を中心とした生態系」。

 でも、「現在の里山は殆どが放置林」。

 森林管理サイドは、「里山は低質広葉樹林としての位置づけでしかないので、保全の必要性は丸で考えなかった」。

 でも里山は、「生物多様性保全に重要な場所でもあり、地球温暖化防止とバイオマス資源の役割もあり、維持再生が必要」。

 でも、「担い手はボランティアのみか?」。

 それでも、「出来ることを出来る範囲で始めるしかない」。



 諦めるか?、それとも将来を信じてまずは行動を始めるか?、二つに一つです。

『都と京(みやことみやこ)』2006年11月15日 23時36分55秒

新潮社発行(定価:1500円+税)


 酒井順子著。

 面白おかしく比べるだけの底の浅い本ではありませんでした。

 比較文化論といった感じ。特に京都の人、歴史、雰囲気など結構詳細情報が一杯でした。

 「・・・・・・してはる」については、納得です。根っからの関西人(大阪生まれの庶民)である私も日頃から違和感がありました。京都の人にとっては敬語ではないんですね。

 丁寧度が増すにつれ敬語がどんどん長く伸びていく???

 「いーひん」⇒「いはらへん」⇒「いてはらへん」⇒「いやはらへん」⇒「いやはらしまへん」には、正しい違いかどうかは分からんけど、改めてその微妙さは理解しました。

 でも、東京も京都もナンか馴染めんなあぁ。。。