一面の雪2008年02月03日 13時09分53秒

一面の雪


 昨晩からの雪が、近くの畑にも山にも積もっていました。

 静かな日曜日の朝です。

『理系のための口頭発表術』2008年02月03日 14時05分55秒

講談社発行ブルーバックス(定価:本体880円+税)


 副題:聴衆を魅了する20の原則

 ロバート・R・H・アンホルト著 鈴木炎/イイイン・サンディ・リー訳

授業での立ち振る舞いや話し方、黒板書きにも役立ちそうなヒントもあり、早速活用させて貰っています。

 口頭発表術のキー・コンセプト、それは、<発表者は聴衆に受け入れられるべし>ということだ。

 制限時間を超過しないこと! こいつが決定的に重要である。

 おもしろい物語の最大の特徴は、勢い、すなわち〈ノリ〉である。

 結論は、常に、簡潔な一言にまとめる。

 黒板に図や文章を書くのには、能動的思考と、知的鍛練、そして、理路整然たる頭脳が必要だ。

う~ん、ナルホド。

 はっきり発音することと、目を合わせること。この2つが、声を遠くへ届かせるために、最も大切な要素である。

 話し言葉でどこかを強調するには、3つの方法がある。  1.声の大きさを変える  2.語句を繰り返す  3.<間>を置く

いやいや、その通り。
 
 真の情熱と興奮は、聴衆の心にも火花を散らし、汲めども尽きぬ興味を引き起こすのである。

そりゃそうだろうなあ。話してる自分が面白くなければ、聞いている方も面白いはずないもの。

『高学歴ワーキングプア』2008年02月03日 21時01分17秒

光文社新書(定価:本体700円+税)


 副題:「フリーター生産工場」としての大学院

 水月昭道著

以前より、博士課程出身者の就職が思うようにならない現実は知っていましたが、これほどまでとは、、、、、

優秀な若手研究者でも正規な教育研究職になかなか就けない最悪な状況が続いており、特に基礎科学の研究者にその傾向が強いようです

まあ、覚悟してその道に進んだのだから、と言えないこともないけど、少子化で大学生が減った分、大学院生を増やして帳尻を合わせようとした国など?の動きが仮にあったとしたら、彼らは被害者だな?


社会全体として、あまりにもモッタイナイなあ