チョウセンアサガオの実 ― 2006年08月29日 10時49分55秒
ナス科の『チョウセンアサガオ』の実です(といっても写真は掲載しておりません)。丸くて周りに棘が沢山出ています。
『チョウセンアサガオ』は、江戸時代に医聖と言われた華岡青洲が全身麻酔による手術を行った時に使用した『通仙散』の主成分として用いられています。日本麻酔科学会の学会マークはこの花です。
別称『曼陀羅華』です。
なお、葉や種子に神経生理作用を持つアルカロイドが含まれており、強い毒性には十分な注意が必要です。
身近な植物の中には有毒なものも結構多いようで、一般の人にも何らかの形での注意喚起が必要と思います。とは言っても、情報公開が逆効果になる可能性も昨今は十分あり得ますし、本当に難しいですねえ。
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