えっ、ヒガンバナ?? ― 2006年11月27日 00時07分16秒

土曜日に教えて貰いました。
澄み切った秋の青空の下で黄金色にたわわに実った稲穂のすぐ横で、深紅の花が咲き乱れるさまはまさに日本の秋を象徴する景色です。そこには必ず赤とんぼがスイスイと稲穂をかすめて飛び回っているはずです。
あの彼岸花(中国から渡来した帰化植物。別名曼珠沙華ほか)の花の時期が過ぎて、今は深緑色の光沢のある細長い葉のみが残っています。葉の真ん中に白い筋をつけて。
冬の太陽の光を精一杯浴びながら一所懸命光合成をして栄養分を地下の鱗茎に蓄えているはずです。
この葉は冬を越して来年春には枯れるようです。
『彼岸花、葉は花を見ず、花は葉を見ず、、、』
ミズタビラコ ― 2006年11月27日 00時51分24秒

土曜日に、これもガシラッコさんに教えて貰いました。
「たぶん、、、」ということでしたが、ガシラッコさんの言うことに間違いはまずありません。でも、自分で確認するクセを付けることが大事なので、いろいろ検索してみました。やはり間違いないようです。
なんで、ガシラッコさんは小さな花を直ぐ見つけてしまうんでしょうか?
ハキダメギク(写真は今回上手く撮れずまた次回のお楽しみ)といい、本当に数mmの花なんですよ。
『眼の付け所』が凡人と単に違うだけでもなさそうです。
自然に身も心も溶け込んで一体化しているんだろうなあ、と当方の勝手な想像(謝)。
『知ることより考えること』 ― 2006年11月27日 15時51分01秒

池田晶子著。
『人生のほんとう』の著者による最新著書。
・・・・・・体にふさわしく心も老いるから、老いるということは面白いのである。・・・初めての青春にワクワクしたように、初めての老年にワクワクする。人生においては、あらゆることが初めての経験であるということは、今さらながら驚くべきことだ。未知を知ることの面白さがあるからこそ、我々は生きてゆけるのではないだろうか。・・・
・・・、やっぱり人生は何ものでもないのである。それ自体が暇つぶしなのである。・・・人生それ自体が宇宙的な娯楽なんだから、仕事も娯楽、苦労も道楽、何もかも死ぬまでの暇つぶしだと、こう思うことができなくもない。・・・
となれば、人生なんて堅苦しく考えることなんか決してなく、自分の思うがままに気楽に過ごすのがやはり一番。「人生は70歳になって初めてその意味が分かる」と、その昔どこかで聞いたことがある。私は未だその年齢には到達してはいないが、これから先に楽しみが待っているということかな。最近頓に寒さに弱くなった身体の節々の痛みもまた生きている証拠と楽しんでみるのも良いのかも知れない。眼のカスミも細かいことに気を遣うことなんかもうないのだという神の思し召しなのだろうし。
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