秋季合宿(1) ― 2006年11月12日 16時58分58秒

昨日、今日と、秋の合宿でした。
人と自然の博物館では、『日本の森』と題した講義を受けました。植生に関する詳しい話のほか、里山についてでした。
今我々が見ている里山は、殆どと言って良いほど里山放置林とのこと。周期的な樹木の伐採(10~20年に1回)と連続的な柴刈り(2~3年に1回)が求められる里山管理の困難さを勘案した里山管理の模索がいろいろなされている様。大変です。
有馬富士公園では、奈良時代の名僧行基が設計したといわれる福島大池周りの自然観察会でした。流紋岩の露頭、オナガガモ他のカモたち、クヌギ・アベマキ・クリ、などなど。
秋季合宿(2)ツリガネニンジン ― 2006年11月12日 17時32分46秒

ツリガネニンジンの花です。
味の良い山菜で、『山でうまいはオクラにトトキ(ツリガネニンジンの若芽)、里でうまいはウリ、ナスビ』だそうです。
秋季合宿(3)アキグミ ― 2006年11月12日 17時40分24秒

雨に濡れていました。
秋季合宿(4)タカノツメ ― 2006年11月13日 17時18分06秒

ウコギ科のタカノツメの葉が黄色く色づいていました、
葉は3枚で、5枚のコシアブラと区別されます。
タラノキも同じウコギ科。
秋季合宿(5)ネズミサシ ― 2006年11月13日 17時36分13秒

ネズミ除けにしたという、先が鋭く尖った葉が3本ずつ枝に輪生しているネズミサシ(鼠刺)。ヒノキの仲間。
これで約半分の16個 ― 2006年11月14日 16時30分35秒
『里山をどう考えるか』 ― 2006年11月15日 23時00分14秒
里山とは?「日常生活や農業などのために、地域の人々により利用されることで維持されてきた、森林を中心とした生態系」。
でも、「現在の里山は殆どが放置林」。
森林管理サイドは、「里山は低質広葉樹林としての位置づけでしかないので、保全の必要性は丸で考えなかった」。
でも里山は、「生物多様性保全に重要な場所でもあり、地球温暖化防止とバイオマス資源の役割もあり、維持再生が必要」。
でも、「担い手はボランティアのみか?」。
それでも、「出来ることを出来る範囲で始めるしかない」。
諦めるか?、それとも将来を信じてまずは行動を始めるか?、二つに一つです。
『都と京(みやことみやこ)』 ― 2006年11月15日 23時36分55秒

酒井順子著。
面白おかしく比べるだけの底の浅い本ではありませんでした。
比較文化論といった感じ。特に京都の人、歴史、雰囲気など結構詳細情報が一杯でした。
「・・・・・・してはる」については、納得です。根っからの関西人(大阪生まれの庶民)である私も日頃から違和感がありました。京都の人にとっては敬語ではないんですね。
丁寧度が増すにつれ敬語がどんどん長く伸びていく???
「いーひん」⇒「いはらへん」⇒「いてはらへん」⇒「いやはらへん」⇒「いやはらしまへん」には、正しい違いかどうかは分からんけど、改めてその微妙さは理解しました。
でも、東京も京都もナンか馴染めんなあぁ。。。
デパチカで78円でした ― 2006年11月16日 14時11分30秒

今年秋はじめてのダイコンの収穫です。
ちょっと虫に喰われているけど、根長は約40cmで、葉も生き生きしています。
でも、今日デパチカでほぼ同じ大きさのが78円で売っていました。
それは無いよねぇぇェ。
イモムシ君たち ― 2006年11月16日 21時39分45秒

小松菜の葉についていたいわゆる『ヨトウムシ』(左)と、サトイモを掘り起こした時に見つけた『何かの甲虫の幼虫?』(右)です。
ミミズと一緒にアーちゃんたちののオヤツになる予定です。ちょっぴり可哀相。。。。。。ゴメンなさいね。。。(祈)
写真を撮ろうとしたら、必死で逃げようとしていました。どちらも左上と右上が頭です。
でもね、じ~~~~~っと観察してたら、模様がけっこう綺麗です(ヨネ?)。
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