新年のご挨拶2007年01月03日 10時27分41秒



 新年明けましておめでとうございます。

 ようやく今日より2007年のブログをスタートしました。

 昨年末は友人の送別会やら、いろいろな買い物やら、大掃除やら、洗車やら、おせち料理の手伝いやら、仕事関係の資料作成やら、何やかやで、29日以降は更新をストップしてしまいました。

 年が変わっても、毎日アルコールが入ってとてもブログ更新ならず、今日に至ってしまいました。

 心機一転頑張ってみます。今年は、昨年にも況して有意義な時間を過ごせればと考えています。

宗像神社2007年01月04日 19時31分54秒

宗像神社


 京都御苑の中にある宗像神社。

 延暦14年(平安京創立の翌年)に皇居鎮護の神として祀られた由緒ある神社。

 御苑の南西にあって鬼門を守る位置にあることから方除けの神とのことでした。

下鴨神社2007年01月06日 00時18分04秒

下鴨神社


 今日、市民公開講座「細胞から個体への神秘(ドリー誕生10年の歩み)」(於京大時計台百周年記念ホール)を聴講する前に、寄ってきました。

 境内の森の幽玄さというか神秘さというか、歴史を感じました。

 講演のほうは、同時通訳が演者のあまりにも速いスピードに付いていけ なくて、ちょっと不満でした。ゼノパスはアフリカツ ガエルですね。

大とんどの準備(いこま棚田クラブでの4回目の活動)2007年01月07日 16時50分38秒

雑木などを焚き火にしながらの作業が続きました。


 横殴りの雪の中での大とんどの準備作業でした。

 伐採した竹の運搬と据付のお手伝いでした。

 いつもながらのしんどい作業でしたが、終わった後は爽快感一杯でした。

 西畑地区の大とんど(14日)については生駒市の広報いこま最新号いこま棚田クラブHPに載っています。

「真綿色したシクラメンほど、2007年01月08日 15時49分11秒

白いシクラメン


 清し~いものはない」って、これですかねえ。

 ここ2、3日のキリリと冷たい空気に合う気がします。

『石油最終争奪戦』2007年01月09日 10時20分41秒

日刊工業新聞社発行(定価:本体1900円+税)


 石井吉徳著。なお、著者のHPはコチラです。

 副題は“世界を震撼させる「ピークオイル」の真実”。

 読んだ後で、著者がジャーナリストでもなく、エコノミストでもなく、社会学者でもなく、地球物理学者(東京大学名誉教授)であることに驚かされる。なお、石油ピークとは石油が減耗することであり、枯渇ではないという。

 文明を支える「生き血」である石油に限りが見えてきたことから、日本国民は明治以来の欧米追従や呪縛から脱して、日本独自の脱消費(浪費)社会を構築すべきと説く。スリムだが強靭な「自然と共存する国家(分散型社会)」を育てたいとも述べる。


 21世紀初頭、現代の社会で経済、社会は膨張の極に達し、人口も既に65億となったが(・・・1950年の26億人は2000年の60億人となっている・・・アジアにおいては中国が13億人、そしてインドが10億人、両国で世界の3分の1に達する・・・)、人口もエネルギー消費もまだ増え続けている。この指数関数的増大指向は永久には続きはしない。しかしさすがに石油は成長が止まり始めた。だが人間の数はまだ増えている。

 21世紀はあるいは明日の社会は文明の一大変革を要求している。それは戦略的技術、戦略的な思考、理念で対応するしかない。リサイクル、クールビズなどは瑣末なことでしかない。このような部分をいくら集めても大きなモノとはならない。リサイクルという前に、工業社会への資源・エネルギーの投入量を減らすのである。・・・3Rの最初のReduceが最も大切である。・・・成長を望まない。これが未来への道程である。

 ・・・石油もガスも自然の圧力で噴出するもので、決して吸い出したりしない。しかし大勢の人は、地下にプールのように溜まったところがあり、文字通り、そこから吸い出すと本当に思っているようである。・・・自然を、地球を知らないで資源、環境、温暖化、いま地球が危ないなどと言う。いま危ないのは地球ではなく人間である。・・・

 いやいや、そのとおりかも知れませんねえ。そして、石油以外のエネルギーである、主成分がメタンである天然ガス、オイルサンド、水素、バイオマス、原子力、メタンハイドレート、自然エネルギー(太陽、風、水力、地熱、海洋温度差、波浪、宇宙太陽発電)なども、何れ石油と同じピークを迎えるか、EPR(Energy Profit Ratio=エネルギー利益率、すなわちエネルギーの出力/入力比)も考え併せると、決して切り札にはならず、事実と幻想を整理すべきと一刀両断に切り捨てる。う~~ん、唸るしかないなあ。

 ・・・現在では1年間に300億バーレルもの石油が消費される。この量は最近話題のカスピ海周辺の総埋蔵量に匹敵するのである。一方、いまではその5分の1程度しか石油は発見されない。これでは石油生産がピークを迎えない方がおかしいのである。・・・2兆バーレルと言われる石油の可採埋蔵量、人類は今までにほぼ半分を使った。残りは半分だが、人間は採りやすいものから採っていく。そして条件の悪い、儲からないものを残す。あとの半分は、今までの半分とは違うことを認識すべきである。資源は質が非常に大切なのである。・・・そして今、世界の石油ピークは2010年より前にくると私などは考えている。・・・石油の世紀は21世紀初頭で峠を越すようである。・・・

 ・・・中東の中心は、最大の埋蔵量を誇るサウジアラビアだが、その世界最大の油田ガワールは日産450万バーレルと巨大である。長さは200キロメートル以上、幅2、30キロメートルもある。・・・日本地図に投影させると東京から福島あたりまで続く長さだ。・・・だがこの油田も60歳の老齢となった。さすがに衰え、今では自噴圧力の維持のため、毎日700万バーレルもの海水が油層内に圧入されている。そのため生産される石油とともに30%もの水が付随するようになった。・・・

 ええ~~っ、それなら無理やり搾り出しているようなもんですね。ホント大丈夫なんですかねェ。

 ・・・石油ピークは「農業、食料ピーク」でもある。石油問題は食糧問題であることを理解しておかなければならない。・・・

 ・・・2002年9月開催された国連のヨハネスブルグ・サミットの最終日、アナン事務総長は「WEHABそしてPが大切」と総括した。これはWater(水)、Energy(エネルギー)、Health(健康)、Agriculture(農業)、Biodiversity(生物多様性)、そしてPoverty(貧困)のキーワードの頭文字をとったものである。手段、道具でなく、問題解決型の科学をいま世界が求めているという意味であろう。・・・

 21世紀を「分散の世紀」、「自然へ帰る世紀」としたい。

 考えさせられますねえ~。日本の食糧自給率はめちゃくちゃ低いし。まずは人類が、いやいや日本そのものが危ないんじゃないだろうか?石油・天然ガスなどの化石燃料は、なくなれば二酸化炭素などの温暖化効果ガスの放出も減って、地球温暖化問題も徐々に収まっていくようにも思えるし。でも、やっぱり甘いかな。そうすると、いろいろ一緒によく考えて、各自の意識をきちんと変えて、出来ることからコツコツと対応していかなくちゃいけないんでしょうね。

 それにしても真剣に考えれば考えるほど我々の周りにはとても大きな問題が山積しています。

 でも諦めずに生きていかなくちゃ。


京都御苑の拾翠亭2007年01月11日 22時33分46秒

立て札


 今日、帰りに寄ってきましたが。

 参観できる期間も曜日も時間も調べずに行ったら、ありゃりゃ。

 また今度です。

ホウレンソウの最終収穫2007年01月11日 22時41分32秒

ホウレンソウ


 一昨日、トウダチ事件後のホウレンソウの収穫が終わりました。

 湯がいてみたら、結構アクがたくさん出ました。

 でも、とても美味しくいただきました。

「ポンペイの輝き」2007年01月12日 00時39分11秒

原書房発行(定価1800円)


 昨日行ってきました。大阪市営地下鉄中央線の大阪港駅から徒歩約5分のサントリーミュージアム[天保山]で開催中の「ポンペイの輝き」展覧会に。

 上の写真は、約20年前の1988年に発行された金子史朗著「ポンペイの滅んだ日」で、購入してからこれまで何度も読み返して、遺跡から蘇る、突然の大災害に巻き込まれた人々の生活や古代ローマの繁栄ぶりに大いに感動してきたものです。

 本には、ローマ帝国の特に貴族階級が鉛食器などからの鉛中毒に冒されていて、それがローマ帝国の衰亡に関係していたかも知れないとの記述も あります。

(追記はコメントとして)

「大人の理科教室」2007年01月13日 22時25分42秒

博物館の先生の講義は大変面白かったです(星5つ)。


 京都大学総合博物館での学習でした。

 「二枚貝の不思議」の勉強でした。

 貝柱は貝殻を閉める時に使い、開けるのは靭帯の役目。

 また、肛門は出水管に繋がっている。

 当たり前といえば当たり前ですが、ちゃんと分かっていなかったのだなと改めて納得しました。

 同じ館内で、湯川秀樹・朝永振一郎---生誕百年記念展---が開催されていました(今月28日まで)。