地球環境フォーラム ― 2008年06月15日 19時00分00秒
今日午後、名古屋国際会議場で開催された朝日新聞社など主催の「地球環境フォーラム COP10に向けて」に行ってきました
パネルディスカッション『私たちと生物多様性』では、いろいろなコメントが聞けて、事前に思っていたよりず~っと参考になりました
でも、「生物多様性条約」なんて言われても、まず普通の人にはピンと来ないと思いますよね。「第3次生物多様性国家戦略」に記載されている、今後5年間の間に重点的に取り組むべき施策としての4つの基本戦略の1つ目が、「生物多様性を社会に浸透する」だけれども、達成するのは結構難しいと思いますけどね
環境省にはホントに十分成算があるんでしょうか?
100年後の国土のデザインすなわち「グランドデザイン」も、1世紀も先のことはどうなるか分からんので、好き放題言っているようにも思えますが、、、、、、
『理系のための口頭発表術』 ― 2008年02月03日 14時05分55秒
副題:聴衆を魅了する20の原則
ロバート・R・H・アンホルト著 鈴木炎/イイイン・サンディ・リー訳
授業での立ち振る舞いや話し方、黒板書きにも役立ちそうなヒントもあり、早速活用させて貰っています。
口頭発表術のキー・コンセプト、それは、<発表者は聴衆に受け入れられるべし>ということだ。
制限時間を超過しないこと! こいつが決定的に重要である。
おもしろい物語の最大の特徴は、勢い、すなわち〈ノリ〉である。
結論は、常に、簡潔な一言にまとめる。
黒板に図や文章を書くのには、能動的思考と、知的鍛練、そして、理路整然たる頭脳が必要だ。
う~ん、ナルホド。
はっきり発音することと、目を合わせること。この2つが、声を遠くへ届かせるために、最も大切な要素である。
話し言葉でどこかを強調するには、3つの方法がある。 1.声の大きさを変える 2.語句を繰り返す 3.<間>を置く
いやいや、その通り。
真の情熱と興奮は、聴衆の心にも火花を散らし、汲めども尽きぬ興味を引き起こすのである。
そりゃそうだろうなあ。話してる自分が面白くなければ、聞いている方も面白いはずないもの。
「外来生物」についての勉強会が、 ― 2008年01月26日 19時17分38秒
今日午後開催され、参加してきました。タイトルは『自然観察の中で外来生物とどう向き合うか』です。
NACS-J自然観察指導員大阪連絡会と大阪自然環境保全協会の共催の学習会。
「土着の自然は長い過程を経て成立した自然であり、最も安定しており、また災害や病害などのリスクは少ないものである。」
「外来生物が侵入してくればその自然の生物種の構成は必ず変化するだろうし、たとえ在来種を絶滅させることがなくとも、生態系にさまざまな影響を与える。」
「そして、それらの影響の大きさをきちんと科学的に検証することができないのであれば、大きなリスクを負うのは我々ではなく将来世代であるからして、自然の持つ精神的価値を継承するためにも、我々は生態系への影響を排除できるまで外来生物を除去する必要があろうし、長期的には根絶させるのがベストだろう。」
「ただし、外来生物も生き物でありその命は尊ぶべきものであり、無益な殺生はすべきではない。外来生物を多く補殺する必要があるならば、取扱い方の基準(倫理規定)が必要ではないか?」
「外来生物を見つけたら、1.まず、何もしない(むやみに殺したり捕獲したりしない) 2.きちんと記録して都道府県の担当者まで出来るだけ早く連絡する が良いだろう。」
ある先生のお話です(大体このような趣旨だったかな?)。
途中で居眠りすることもほとんどなく、大変充実した3時間半でした。
昨日、受けてきました ― 2007年12月17日 10時09分52秒
昨日、受けてきました、eco検定。
一応、公式テキストや模擬問題集など購入して事前に勉強はしました。来春からのこともあり、それなりのプレッシャーがありました。
でも、直近の新しい話題も問題になっており、単にテキストだけではなくて、日頃から興味を持って情報収集する必要性を感じました。
当たり前と言えば、当たり前なんですが。。。
さて、結果はというと、正式には来年2月まで待たねばならないんですが、自己採点したところ、どうにかクリアしたかなという所です。
ホッとしています。
シオカラトンボ ― 2007年08月12日 22時16分40秒
先週金曜日から、京都の精華大学へ指導員講習会に参加するために行っていました。
これは、近くのキョウダイの上賀茂演習林の池でのシオカラトンボです。
「自然を学び伝える」 ― 2007年03月11日 23時41分25秒
今日は、最後の講義でした。
京都ノートルダム女子大学の菅井啓之教授の講義。
自然から学び、知り、感じたことは、必ず他の人に伝えるとともに、自らも行動し、その生き方に反映しなければならない。
自然を学問するのは、自己という自然を生きるためである。
1点を深めることで全体を見るようにしなければならない。
健全な自然観を如何に形成するか?
知るよりも感じ考えることが大事である。
なんと魅力ある話し振りでしょうか、ず~~と話に引き込まれていました。
これからは自己研鑽あるのみか?
地球環境(気象)②の講義 ― 2007年03月08日 12時16分54秒
昨日は、梅田での最後の講義でした。お休みされていた方は2名だけでした。
桜(ソメイヨシノ)の開花予想は、平年(1971年から2000年までの平均)から5~10日早いとのことでした。3月13日の静岡市あたりが全国で最も早いらしいです(今朝の新聞にも詳しく載っていましたね)。
大阪の開花が東京などと比べてやや遅いのは、単に基準木が少し高台の大阪城にあるからとのことでした。⇒因みに去年は大阪は3月28日が開花日でした。
他に、大阪の気温上昇(1.98℃/100年)は日本全体(1℃/100年)の約2倍で世界平均の3倍。東京、大阪など大都会のヒートアイランド現象のものすごさ。などなど、、、
なお、写真は先日の京都北野天満宮の白梅です。今日は寒さに震えているのでは?
冬の星座 ― 2007年02月28日 23時55分45秒
6月14日および21日の「天文の話」のウインターバージョンです。
今週土日の修学旅行の夜の天体観望の予習でもあり。
最初はオリオン座を探して、、、1等星のペテルギウス(わきの下)とリゲル(左足)を、、、次に三ツ星から辿ってシリウスへ、、、その後、ペテルギウスとシリウスから冬の大三角形を形成するこいぬ座のプロキオンを、、、
もう一回三ツ星から逆へ辿って、アルデバラン、スバル(プレアデス星団)へ、、、
ぎょしゃ座のカペラへ、、、
その後、ふたご座のカストル(兄)とポルックス(弟)へ、、、
天気が良くて、夜空一杯の星を期待しています。
ガシラッコさんに教えていただいた国際宇宙ステーションも観察出来るのを大いに期待しています。。。
(追記)済みません。写真は冬のものではありません。(謝)
地球環境(気象)①の講義 ― 2007年02月21日 23時15分50秒
今日は、気象、気候の講義でした。
今年は暖冬だけれども、冷夏になることはないだろうとのお話でした。でも、去年のような酷暑もないみたいです。
循環型社会創りの実践と市民・NPOの役割 ― 2007年01月31日 22時55分28秒
先週水曜日に引き続き、講義でした。
いろいろ学ぶことがありました。。。
小さな失敗をするたびに大きな失敗をしないスキルを獲得する(自然との付き合い方)。
理想を振りかざしては環境問題は解決できない。
思想と現実を如何にどうつないで考えるか?
悪と思うイメージと如何に共生するか?
環境問題も結局、信頼関係を保つことが最も大切。
行政の担当者と如何にうまく付き合うか?
人を見る眼が大切。また、うまくやろうとすると、ある程度時間をかけることが必要。急いではダメ。
講師の方は長年市民運動に携わってこられた方で、単に理論からではなく実践経験の積み重ねからの言葉なので、ズシリと応えました。。
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