「CONEの理念」と昼寝 ― 2007年01月21日 17時55分44秒
ほぼ1週間ぶりの更新です。
4月からのことやら、来年4月からのことやら、何やかや準備でバタバタ。またパソコンソフトのインストールに殊の外手間取ったり、、、
あっという間に1週間が経ってしまいました。お友だちのブログにちょこっと訪問出来ても落ち着いてコメントも出せずじまい。皆さんすみません(陳謝)。
さて、今日は「CONEの理念」の講義でした。
自然をキーワードに活動している団体の集まりが、CONE(NPO法人自然体験活動推進協議会)です。文科省、農水省、林野庁、国交省、環境省や国会議員約70名ほどの協力があるようです。
フーセンカズラの種がシンボルマーク。
講義から帰ったら(2時半頃)、この1週間の疲れもあってかホントに久しぶりに昼寝しました、ZzzZzzZzz。
「大人の理科教室」 ― 2007年01月13日 22時25分42秒

京都大学総合博物館での学習でした。
「二枚貝の不思議」の勉強でした。
貝柱は貝殻を閉める時に使い、開けるのは靭帯の役目。
また、肛門は出水管に繋がっている。
当たり前といえば当たり前ですが、ちゃんと分かっていなかったのだなと改めて納得しました。
同じ館内で、湯川秀樹・朝永振一郎---生誕百年記念展---が開催されていました(今月28日まで)。
「異常気象」と気候変化を考える ― 2006年12月14日 11時30分21秒
特に21世紀に入ってからひどくなっている気温上昇と異常気象(巨大台風、旱魃、豪雨など)についての講義でした。
実は地球の地上気温は上昇しているのに、成層圏では逆に寒冷化しているそうだ。とくに南極の春には一層顕著で、その寒冷化がオゾンホール発生を促進しているので、「地球温暖化」と「オゾンホール」は密接に関わっており互いに増幅しあう関係にあるという。
『災害は忘れた頃にやってくる』ではなく、現代では『災害は忘れずにやってくる』だそうである。
「農業と農薬-ハサミとクスリは使いよう-」 ― 2006年12月09日 18時26分14秒
地球環境生態系講座に参加してきました。
木酢液など自然のものが絶対安全で、化学農薬が危険と考えるのは間違い、ナメクジ駆除剤は1g/m2散布で9割がた退治できる、エダマメのマルカメムシは5~10匹ほどでは対処不要、マラソンはハダニには効果は殆どない、展着剤にあまり期待は出来ない、椿油粕でジャンボタニシを防除できる、、などなど。
ハスモンヨトウの名前も良く出てきました。
細かく観察して虫か病気かきちんと見分けるなど、もっともっとルーペを活用しなければ(反省)。
『里山をどう考えるか』 ― 2006年11月15日 23時00分14秒
里山とは?「日常生活や農業などのために、地域の人々により利用されることで維持されてきた、森林を中心とした生態系」。
でも、「現在の里山は殆どが放置林」。
森林管理サイドは、「里山は低質広葉樹林としての位置づけでしかないので、保全の必要性は丸で考えなかった」。
でも里山は、「生物多様性保全に重要な場所でもあり、地球温暖化防止とバイオマス資源の役割もあり、維持再生が必要」。
でも、「担い手はボランティアのみか?」。
それでも、「出来ることを出来る範囲で始めるしかない」。
諦めるか?、それとも将来を信じてまずは行動を始めるか?、二つに一つです。
秋季合宿(1) ― 2006年11月12日 16時58分58秒

昨日、今日と、秋の合宿でした。
人と自然の博物館では、『日本の森』と題した講義を受けました。植生に関する詳しい話のほか、里山についてでした。
今我々が見ている里山は、殆どと言って良いほど里山放置林とのこと。周期的な樹木の伐採(10~20年に1回)と連続的な柴刈り(2~3年に1回)が求められる里山管理の困難さを勘案した里山管理の模索がいろいろなされている様。大変です。
有馬富士公園では、奈良時代の名僧行基が設計したといわれる福島大池周りの自然観察会でした。流紋岩の露頭、オナガガモ他のカモたち、クヌギ・アベマキ・クリ、などなど。
ビオトープについての講義 ― 2006年11月02日 18時56分07秒
昨日は、前半部分のみ受講しました。
ビオトープとはBiotopで、もともと『生き物の生活する場所』という意のドイツ語の造語。
一般的には『人間が生活・活動するところで』という但し書きがつくそうです。
池などの水辺が必ずないとビオトープとは言わないと誤解していました。
『子どもの自然に対するものの見方・考え方』 ― 2006年10月18日 23時45分57秒
赤ちゃんから小学校高学年までの子どもたちの年齢の違いによる、ものの見方や考え方の差異について教わりました。発達段階によりかなりの差があることが今更ながら分かりました。
当然ですよね、成長盛りなんですから。
それにしても、今の小学校の教科書については唖然としました。
我々が子どもの時に友達や上級生との遊びから学んだこと(ささぶねや、レンゲの冠、ドングリのコマ、ぶんぶんごま、などなど)が、今では小学校で教わっているんですね。これでは、もし勉強が嫌いになったら、即自然嫌い・理科嫌いになるのは当たり前です。
近頃の中学生も、字が汚い(何が書いてあるか丸で分からない)、小さい(細かすぎる)、読めない(筆圧が弱くて薄い)、と思っていたんですが、小学校の時にひらがなや漢字の練習を十分にしていないようですね。昔は練習帳を一生懸命やらされた記憶がありますが。。。
これでは学力低下になるはずです。
今日は、少しばかり興奮しました。
森林観察と間伐体験(森林②) ― 2006年10月14日 18時02分07秒

高槻市内の雑木林での活動でした。
年輪で樹齢を調べることが出来るのはよく知られていることですが、根元の年輪と、樹の上の方での年輪の数が違うことにはビックリです。どこを切っても年輪の数は同じと思っていました。
ちょうどタケノコの皮のように、下のほうは年輪が多く、上の方は少ないことを、実際に間伐材で確認しました。
また、年輪で方角が分かる(南は成長が良いので、年輪の幅が拡がり、北はその逆で幅が狭い)というのも実は違うようです。
写真の上側は、東側です。ゆえに、写真の右側が南です。この樹は斜面にあり、上側が谷側(すなわち下側)で、樹はまっすぐ成長するために地面を突っ張っている(踏ん張っている)ので、年輪が拡がるそうです。ただし、針葉樹の場合です。
『へえ~』の連続でした。
『土壌①』の講義でした ― 2006年10月11日 23時41分05秒
土壌の話でした。
地球上の土壌の厚みは数cmから2mほどらしいですが、平均するとたった18cmとのこと。
でも納得しました。。。そこそこ堆肥や牛フンやら入れて耕している庭の畑でも、30cmも掘れば、赤土が顔を覗かせるんですから。
でも、世界各地の土地を掘って、その垂直的な土壌状態を調べている研究って、何なんだろう???
前から疑問に思っていた連作障害の理由(成長阻害成分や微生物などによる病害とのこと。単に成長に必要な成分が枯渇することではない)が分かったので、良しとしますか?
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